FX 一目均衡表 雲のねじれで相場転換?雲だけトレード手法が面白い!

こんにちは。リコです♪

今回はFXのテクニカル指標で一目均衡表の雲だけに注目!「雲のねじれ」でトレンド相場転換を予測できるのか?雲だけ表示させてトレードする手法、MT4のチャート設定方法についてお伝えしますね!

この日本生まれの一目均衡表は、日本人だけでなく海外のトレーダー、機関投資家も使っているテクニカル指標ですが、FXの初心者にとっては見方が難しくて敬遠する人もおおいようです。

でもじつは、一目均衡表の雲だけ見ればトレードできてしまうんですよ。

一目均衡表の転換線・基準線・遅行スパンは一切表示させずに、シンプルに雲だけをMT4で表示させ、雲だけトレードが面白い、楽しいといったことをお伝えしていきますね!

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FX一目均衡表の雲だけをMT4で表示する方法は?

まずMT4のチャートで、一目均衡表の雲だけを表示させましょう。

*パラメーターは標準のままでOKです。デフォルトの値は転換線:9、基準線:26、先行スパンB:52になっています。

MT4で一目均衡表の雲だけを表示させるには、一番上のタブの挿入→インディケータ(インジケーター)→トレンド→Ichimoku Kinko Hyoをクリックします。

次に、「色の設定」画面で、転換線・基準線・遅行スパン の色「None」を選択します。

最後に、「表示選択」画面で、すべての時間足に表示、1分足、5分足のチェックをはずす→OK で閉じると、一目均衡表の雲だけ表示されます。

ここで一目均衡表の雲だけ表示するのは、15分足、30分足、1時間(H)足、4時間(H)足、日足、週足、月足の時間足をおすすめします。

それ以下の短い時間足(1分足・5分足)まで表示させてしまうと、雲が頻繁に出現するため、何度もトレンド転換のダマシにあってしまうんですよ。そうなると、一目均衡表の雲だけを使ってトレードするメリットがなくなってしまいます。

特に15分足と一目均衡表の雲だけの組み合わせは、相性もいいですし、よく機能しているなぁ、と実感できるのでおすすめですよ。

*雲の色についてはこちらもどうぞ

FX 一目均衡表 雲の色の違い、意味とは?MT4で設定まで解説!

FX 一目均衡表の雲だけでレンジ・トレンド相場の見分け方は?

MT4に一目均衡表の雲だけを表示させると、いま現在の相場がどんな状況かが一目で判断できるようになりますよ。

たとえば、現在レンジ(持ち合い・ボックスともいう)相場なのか、トレンド相場なのか、または、まさにトレンド転換する場面なのか?・・・これらの相場の見分け方がわかるようになると、FXの初心者さんでもトレードが楽しくなりますよ♪

それでは順番にみていきましょう!

FX一目均衡表の雲の中はレンジ(持ち合い)相場

こちらはドル円の月足をMT4で表示したチャートです。

右側のオレンジ色をした分厚い雲のなかでドル円の値動きが確認できますが、なんと2017年7月から2018年7月の現在までずっと雲のなかで価格が推移しているんですよ。

一年間も一目均衡表の雲の中なんて、長すぎますね!(笑)でもこうして雲だけを見ただけで、ドル円の方向性がなく、長期のレンジ(持ち合い)相場であることが一目でわかります。

そう、一目均衡表というネーミングは「一目で相場がわかる」というところから来ているんだとか…。

FX一目均衡表の分厚い雲は下値支持線・上値抵抗線に

次にドル円の4時間足チャートをみてみましょう。

ピンクの丸をみてください。ローソク足が分厚い雲に当たって跳ね返されて、長い下ヒゲをつけて再び価格がすこし上昇していますよね。

このように一目均衡表の分厚い雲は下値支持線(サポートライン)として機能することがあるのです。

なので、分厚い雲に値があたったところを世界中のFXトレーダーが待ち構えて、「一旦は上がるだろう」と一斉に買いエントリーしていきます。

これが一目均衡表の雲を使った逆張りトレードといわれるものなんですよ。

ただ上記をみると、数時間は分厚い雲にサポートされて価格が推移しますが、再び雲を下へ抜けようと売り圧力が強くなって、結果的に雲をロウソク足が突き抜けていって長い陰線でおわっていますね。

しかし、いまの状況は一本のローソク足が突き抜けただけなので、完全に下げ相場に転換したわけではありません。

このまま雲を突き抜けてグングン下がる場合もありますが、今度この分厚い雲の下限が上値抵抗線(レジスタンスライン)となって価格が推移していくことが考えられますね。

この後の相場は果たしてどうなるのでしょうか?答えは週明けになってから確認してみたいと思います。

FX 一目均衡表の雲のねじれでトレンド相場転換?

続いて、一目均衡表の雲のねじれについてみていきましょう。

女性はウエストのくびれが大切ですが、一目均衡表は雲のねじれがポイントです(笑)

先日ユーロドルで買いエントリーをしていたときを振り返ってみますね。じつはエントリーしたのは私ではなく、FXの自動売買(EA)で、私に許可なく勝手にとったポジションなんですよ。

下記は15分足のチャートですが、一目均衡表の雲の中にあるピンクの丸のローソク足が陽線になっているポイントで買いエントリーしました。

で、同じ自動売買(EA)を使っている仲間から不安な声があがったんですよね。

どんどん価格が下がっていたので当然といえば当然なんですが…。しかも2回目の買いを発動(2つ目のピンクの丸の部分)して、いわゆるナンピンしちゃったんですよ。

でも、私はすごく冷静だったんです。なぜなら一目均衡表の雲のねじれをみていたからです。

そのときのチャットの冷静な会話です。違う名前使っているのでモザイクかけてます(笑)

*このチャットのピンクの四角で囲った時間は日本時間ですが、実際のMT4のチャートは欧州時間になっています。

その後、どうなったかというと、見事に「雲のねじれ」を突き抜けV字上昇して、21ドル(USD)分プラスになりました!パチパチ…♪( ´▽`)

ちょうど勢いよく15分足のローソク足が雲のねじれを突き抜けた瞬間に決済されて、その後しばらくレンジ(持ち合い)相場→すこし上昇した後、今度は、下落トレンドへ転換していきました。

今回の一目均衡表の雲のねじれでは、完全にトレンド転換したわけではないのですが、「一旦は雲のねじれを突き抜ける動きがあるだろう」という予測ができる、というのがおわかりいただけでしょうか。

FX 一目均衡表の雲だけトレード手法とマイルール

ここでFX 一目均衡表の雲の特徴からみた雲だけトレードの手法と、そこから考えられるマイルールをご紹介しますので参考にしてみてくださいね!

FX一目均衡表の雲だけでみる特徴とは?

まず一目均衡表の雲だけでみる特徴をまとめてみますね。

1.雲の上で価格(ロウソク足)が推移しているときは、上昇トレンド相場とみる。

2.雲の下で価格(ロウソク足)が推移しているときは、下降トレンド相場とみる。

3.雲の中を価格(ロウソク足)が推移しているときは、方向感がなくレンジ(持ち合い・ボックス)相場になりやすい。

4.分厚い雲は、強いレジスタンスライン(上値抵抗線)やサポートライン(下値支持線)として機能する。

5.分厚い雲へロウソク足がタッチした瞬間は逆方向に値が動きやすく、結果的にロウソク足が上ヒゲ(または下ヒゲ)をつけて反発する。

6.雲のねじれたポイントは、トレンド相場転換となる可能性があり、一度は突き抜ける値動きが期待できる。

FX一目均衡表の雲だけトレード手法とマイルール

続いて、一目均衡表の雲だけでトレード手法とマイルールをみてみましょう!

1.雲の上で価格(ロウソク足)が推移しているときは、買いエントリーしかしない。

2.雲の下で価格(ロウソク足)が推移しているときは、売りエントリーしかしない。

*1と2は、大きな時間足で適用するとエントリーチャンスが少なくなるため、15分足、30分足、1時間足だけに適用します。

3.15分足の分厚い雲の中で価格(ロウソク足)が推移しているときは、エントリーを見送り、トレードしない。(新たなポジションをもたない)

*15分以上の大きな時間足で同じように見送りしてしまうと、トレードチャンスが少なくなってしまうため、15分足のみに限定します。

4.分厚い雲へ価格(ロウソク足)がタッチする、雲を上抜ける(下抜ける)、雲のねじれが近づいたタイミングで、ポジションを決済して利益を確定する。

5.分厚い雲へ価格(ロウソク足)がタッチする瞬間に、逆張りトレードチャンスとみて、買い(売り)エントリーする。

*ただし強いトレンドが発生している状況では、かならずしも雲で反転・反発するというわけではなく、分厚い雲でもあっさり突き抜けてしまう場合もあります。

*逆張りトレードの際は分厚い雲に値がタッチした瞬間にあきらかに反発しているのを確かめた上で、自己責任で慎重にエントリーするようにしてくださいね。

さいごに

今回は「FX 一目均衡表 雲のねじれで相場転換?雲だけトレード手法が面白い!」と題して、一目均衡表の雲だけを表示させてFXトレードのやり方をご紹介しましたが、いかがでしたか。

先ほどお話した通り、たとえ自動売買でエントリーして逆方向に相場が動いても、一目均衡表の雲だけ表示していたら、ハラハラせずに済む場合がありますし、何しろ雲のねじれた部分で相場がどうなるか、チャートをみながら予測するのが楽しいんです。

以前私は、一目均衡表を本で勉強してから、転換線、基準線、先行スパンもすべて表示してトレードしていたんですよ。

たとえば、転換線と基準線がゴールデンクロスしたら買いエントリー、デッドクロスで売りエントリーなど、初心者なりにいろいろとマイルールも作っていました。

でも、これって移動平均線(MA)を2~3本表示させることでも代用できますし、何しろ一目均衡表をすべて表示させると、チャートがごちゃごちゃしてすごくストレスを感じてしまったんです。

そこで、ある日「雲だけ表示させたらどうかな?」と思い付きでやってみたら、パット見でも相場状況がわかりやすいし、チャートも美しい!!これには目からウロコでしたね。

それからRCIなどいろんなテクニカル指標も使って研究してみたんですが、最終的にはロウソク足にボリンジャーバンドと一目均衡表の雲だけを表示させるトレード手法に落ち着きました。

まだ一目均衡表が苦手で一度も使ってない方は、ぜひ雲だけでもいいので表示させてみてくださいね。あなたもこの雲だけトレードにハマるかもしれませんよ。

この記事が少しでもあなたのお役に立てたらうれしいです(^・^)

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投稿者プロフィール

リコ
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